こんにちは。心身統一合気道会 大阪八尾教室です。
当会では、合気道のお稽古の時間の中で、組技の基礎となる合気体操というものをします。
その中で、「舟漕ぎ技」というものがあり、文字通り舟の櫂を漕ぐような動きなのですが、腕を前に突き出すときに首の後ろに結構激しい振動が起こります。
あ、振動が起こらない・・・？
その場合は違う動きをしているかもしれませんので、また一緒にやってみましょう。
話を戻しまして、首の後ろの部分が振動するような動きは、日常生活ではそうそうないものと思われます。
実はこれ、鞭打ち症の予防に大変有効なんです。
車でお出かけの際、気をつけていても後ろから別の車両にぶつかられるということもないとは言えませんよね。
激しくぶつかられた場合には「鞭打ち症」と診断される症状が首に現れます。
首に輪っかのようなものをはめている人を見たことがあるのではないでしょうか？それが鞭打ち症の患者さんです。
しかし、日頃首の後ろを鍛えていると、ぶつかられた場合も症状が出ない、出たとしても軽いなど、鞭打ち症になるリスクを減らすことが可能です。
ちなみに当教室の南先生も、タクシーに乗っている際に2度後ろからぶつかられたそうなのですが、2回とも鞭打ち症にもならず無事でした。
他にも、心身統一合気道会でお教えしている動きには、日々のリスクを回避する動きも多々ございます。
みなさんの日常生活にご活用していっていただけたらと思います。
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